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#350 06/02/03

中国から補酵素Q−10前駆体の日本への販売依頼

『多田野年頼』を名乗る「老生」がこのページをスタートしたのは数年前である。「老生」はある貿易会社を経営しているが、運に恵まれて、この不況にもかかわらず、これまでのところでは、会社は順調に進んでいる。

さて、このページを自分のビジネスに利用する気などは「老生」には毛頭なかった。だから夜中にこれら拙文を書いているとき、しかも自分のビジネスマン精神が旺盛な折には、正直なところ、なぜこのようなものを書き続けているのかと、己に問うことも間々あることは認めざるを得ない。

しかしながら、例えば日本の官僚の行う悪事のもろもろなどを見るにつけ、また国全体のもろもろの悪しきシステムを見ると、あるいはまた新技術についての情報、更には笑えること、何かに感動した場合などは、やはり誰かに伝えたい、という思いが強いのである。

2003年2月6日の午前4時現在、このページへのアクセス数は53,430である。そして多くの読者が、質問や疑問を投げかけて下さる。となると、もはや後へは引けないのである。たとえ本業の働きで疲れていても、あるいは気分が乗らないときでさえも、自分勝手に思いこんだ何か使命感のようなものを感じる「老生」である。正にドンキホーテである。

読者から頂くメールによれば、どうも多くの読者が「老生」を医師であると勘違いなさっているようである。その理由は恐らく、友人の英国人医師が書いた書物を「老生」が日本語に翻訳して、このページに載せているからである。英語の原書は言うまでもなく英国で出版されていることから、英語のものは掲載していない。そういう次第で、相当数の読者が、例えば『補酵素Q−10は一日何ミリグラム摂取が望ましいか?』などと問い合わせてこられる。こういう場合は困るのである。医師の資格を持っていない「老生」がうかつに返事をしてしまうと、場合によっては医師法違反で逮捕されても仕方がないということになりそうだからである。

そして、この補酵素Q−10(通常は『コーキューテン』とも呼ばれる)については、確かに幾つかの拙文を書いた。しかしそれは全て英国の友人である医師の意見を受け売りしているだけである。にも係わらず、そういった文章を読んでくださった方々の目には、何故か「老生」がこの補酵素Q−10のエキスパートと映る様子である。

「老生」はこのページを日本語と英語の両方で書いているので、外国の読者からのEメールもかなり頂戴している。つい先日ある中国の方からメールを頂いた。そしてこの方は何と「老生」にQ−10の前駆体であるソラネソールという、いわば原料を日本の製薬会社に販売するのに手を貸さぬかと言うのである。

輸出入は「老生」の会社の本業である。従ってこの方の希望に沿うことは本業の一部である。という次第で、このページが「老生」の本業と係わりを持ちそうな気配になってきたのである。書き始めてから350に達する色々な主題で書いてきたが、このような展開は初めての経験である。当然ながらビジネスはそう簡単には進まないのが常である。が、たまたま「老生」には大きな製薬会社に知人もある。そこで、この中国の方には、よろこんでお手伝いをしましょうと返事をした次第である。

前にも言ったように、このページが己の本業と係わるとは全く思ってもいなかった「老生」ではあるが、これは一つのビジネス・チャンスであることは間違いない。前駆体というのは最終製品ではない、従ってブランド(商標)がある訳ではない。製造コストの上でメリットがあれば、興味を持つかも知れない誰にでも販売は可能である。

知人の日本人医師の協力を得て、「老生」は早速大手製薬会社と接触すべく動いてみた。ところがこれが結構難しいのである。何しろこの補酵素Q−10というものは、医師でさえも知っている人は少ないのである。だが現実には、現在すでにこれを健康食品としてコンビニや通信販売で売られている製品は恐らく20種類を超えるのではなかろうか。

大手の会社の組織は複雑である。Q−10を実際に担当している人物と接触することは思ったより難しい。大きければ大きいほど、会社の製造する製品全体を把握している人の数は少なくなる。つまり、『右手がしていることを左手は知らない』という現象が発生する。という次第で、Q−10のことを知っている人物を直撃するのはかなり困難である。しかし、物事は根気良く継続すれば実ると信じている「老生」は簡単に諦める積もりはない。

努力を続ければいつかは実るという楽観主義の「老生」である。なにしろ生まれつきの性格だから簡単には直らない。しつこく獲物を追うのは面白くもある。ただし、これは全て中国製の前駆体が、価格的にも品質的にも現在使われているものと競争可能であるという前提に立っての事である。それがなければ現在の日本製に取って代わることが出来ないのは言うまでもない。

「老生」の拙文を読んでくださった中国の読者の希望に沿うことが出来れば、望外の喜びである。


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