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#211 11/11/00

補酵素Q-10の威力について

これまで「老生」は補酵素Q10について、過去2年半の間にいくつかの拙文を披露してきた。いずれも英国の友人であるポール・クレイトン博士の言に基づくものである事はいうまでもない。同博士は、非常事は別にして化学合成の薬品をおしなべて否定する科学者である。

読者はポール・クレイトン博士の著書『英国流医薬同源』に書かれた補酵素Q10の記述を信用されるか否かは当然ながら読者の自由である。「老生」は当然ながら博士の信者ではあるが、他の医学者からの補酵素Q10にかんする情報を集めるべく努力してみた。

ともかく、「老生」の集めた情報をご紹介したい。先ずは、1997年にハーパー・コリンズ社から1997年に出版されたジーン・カーパー女史の『奇跡の癒し』なる書物の引用を許されたい。同女史はニューヨークタイムスのベストセラー『老化を防ごう』、『食べ物による防御』、『奇跡の脳』などの著者であるが、女史の補酵素Q10に関する著術の部分を紹介しよう。

言うまでもなく補酵素Q10は心臓薬として世界的に認知され、使用されている。仮に読者の掛かり付けの医師がQ10について知識がない場合でも、読者は補助食品として入手が可能なことを記憶されることをお勧めする。場合によっては読者の命に関わるからである。

『奇跡の癒し』の238から239ページでカーパー女史は、シカゴ在住のレーナートという58才のガン患者の実例を紹介している。そもそも、この患者は風邪を引いたと思って咳き止めの注射を打ってもらいにファミリー・ドクターを訪ねたのである。以下この患者のストーリーを紹介する:

「患者本人は、声がでないので、風邪と思った。若いドクターは患者の首の付け根に隆起が二つあるのを発見したので、胸部のレントゲン写真を撮った。患者はその夜ショッキングなニュースを聞かされた。左の肺に大きな腫瘍が発見され、しかも手術不能な部位にそれがあるというのである。患者にとってはこれは死刑の宣告である。

「その年の9月までに、ガンは脳に転移した。『歩行が困難になって、ドクターはさらにスキャンしたのです。すると脳に転移したガンが複数あることが発見されました』。諦める積もりはなかったが、ショックではあった。そして、10年も前からガン治療に取り組んできた医師、ケイス・ブロックの診察を受けた。レントゲン写真を見て同医師は言った、『最悪ではありません』と。始めにガンと診断されてから初めて聞く朗報であった。

「通常の療法に加えて、サプルメントによる強力な栄養療法が始まった、その内容はビタミンC, 補酵素Q10, ビオフラボノイド、にんにく、等を含む40種類のサプルメントであった。いずれもブロック医師の処方によるものであった。しかし、1995年4月には化学療法をストップする。継続の必要がなくなったからである。スキャンしても腫瘍が発見できないのである。腫瘍のすべてが消えていたのである。その後、本書執筆中の1997年2月現在もこの患者には、腫瘍は全くない。

『パッカー・プラン』で有名なカリフォルニア大学バークレー校のレスター・パッカー博士と、ニューヨークタイムスのベストセラー・リストに載り続けた『メラトニンの奇跡』の著者キャロル・コールマンの共著に、医学書出版で知られたジョン・ワイリー社から1999年に出版された『アンテイオクシダントの奇跡』という書物がある。同署92ページには補酵素Q10の効力について以下のように書かれている。

「脂溶性の補酵素Q10は体内の抗酸化ネットワーク中のビタミンEを再生する。過去20年以上にわたり、日本と米国の医師達は補酵素Q10を心臓病の治療と予防に使用して大きな成果を挙げている。また、Q10は脳細胞を若帰らせると同時に、アルツハイマー及びパーキンソン病の予防に効果があると思われる。現在Q10に当たっている焦点は、乳ガンの治療に効果があるという研究である。また、Q10には歯周病の治療にも用いられている。

根気よく探してみれば、Q10の有効性を示す文献はまだまだある。そこで問題は、読者はこれら世界的に知られた研究者3名の言うことを信用するか否かである。信用するか否かは読者の自由である。「老生」としてはアメリカの友人からQ10のサプルメントを個人輸入して、毎日、最低でも120mgを服用していることは言うまでもない。


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