日本語     English

#092 05/07/99

ダイオキシン様有害物質が人体を汚染

 7月5日付けの英文読売新聞の記事によれば、今一つのダイオキシン様の化学物質、PCN(ポリ塩化ナフタリン)が愛媛大学農学部の教授および研究者によって、愛媛と大阪で21名の人々の体脂肪中に蓄積していることが発見されたとのことである。

 「ヨーロッパとアメリカにおける研究で、PCNが免疫システムに悪影響をもたらし、さらに皮膚にも有害であるという結果がある由。

 「愛媛大学の研究者によれば、発ガン性のあるダイオキシンと同様に、PCNも焼却炉の灰の中に高濃度で検出され、ごみの焼却過程で生成されるという。

 「自然界には滅多にあるものではないが、PCNは土壌の中には発見されたことがある。愛媛大学の発見は、人体に蓄積されたケースとしては初めてのものである。

 「この調査によれば、体脂肪1グラム当たり平均5.9ナノグラムのPCNが愛媛県の6名から検出され、大阪府ではより高濃度が15名から検出された由である。

 「最高濃度は大阪の人からであり、何と290ナノグラムであったとの事である。1ナノグラムは1グラムの10億分の1である。 

 「PCNは、わが国では、1970年代に生産禁止されたPCBに代わるものとして一時は四千トン程度生産された事がある。

 「愛媛大学の計算では、PCNの毒性は、最も毒性の高いダイオキシンと比べると、およそ10分の1程度な由。また、研究者の一人によれば、PCNの毒性はダイオキシンより低いとは言え、生物体内の蓄積濃度は比較的高く、体内で濃縮され易い。また、体内での動きや毒性や野生生物への影響など、調べるべき事は多いと言う。

 DDT,PCB,DDE、ダイオキシンときて、ここでまたPCNという新顔の有毒化学物質の登場である。一体どれだけの人間が作り出した化学物質に我々は悩まされなければならないのであろうか?上記の記事にもあるように、こういった化学物質の多くは、体内の脂肪組織に蓄積され易い。だから不必要な動物性脂肪は採らないに超したことはない。もっとも「老人」にとっては、この点はあまり心配がない。

 何故心配の必要がないか?答えは簡単である。先ず、「老人」の体脂肪は、僅かに9パーセントに過ぎない(ページ42=99年1月6日付ご参照)。次ぎに、「老人」は成長ホルモンをふんだんに与えている米国産の牛肉は食わないと既に宣言した(ページ82=99年6月10日付け)。大体が日本を含めて、どこの原産であろうが、牛肉を食わぬことに何の痛痒も感じないのである。

 第三に、例え内分泌撹乱物質を食っても、「老人」にとっては、もはやメス化することに怯える必要がないのである。

前のページへ     次のページへ

〒435-0026      静岡県浜松市南区金折町733-2    TEL: 053-443-8450    FAX: 053-443-8491

© 2015 Uni-Vite JAPAN LTD, All rights reserved.