日本語     English

#091 01/07/99

官僚天国の日本

本日(7月1日)の英文読売新聞によれば、公務員の夏のボーナスが去年に比べて増額されたとの事である。今だに続く経済不況の最中にである。まず「老人」に、その記事を引用させて頂く。

「公務員に対する夏のボーナスが去年より増額された。総額3.69兆円が総数4百47万人の公務員に支払われた。昨年の額より300億円の増額である。一方、一般の会社員へのボーナスは2年連続で減額されている。

「総務庁によれば、国家公務員への支給額平均は64万6千円で、一人当たり去年より1万1千円の増加(1.7%増)。地方公務員については、同じく平均60万9千円、昨年比で4千円の増加(0.66%増)であった。但し、この数字には管理職への支給額は含まれていない。

「しかしながら、三和総研の調査によれば、一般の会社員へ支払いを予想される夏のボーナス平均額は45万2千9百2十9円であり、これは昨年度比で3.2%減である。三和総研の言では、2年連続の減少である。また、中央省庁の公務員の夏のボーナスは、その制度が1952年に導入だれてから減額は一度もなかったという。

「従って、人事院では公務員向けの冬のボーナスはカットして、公務員のボーナスと民間会社のボーナスとのギャップを少なくすることを決定したとの事である。

例によって「老人」は簡単な算術をしてみた。3.69兆円を公務員総数、即ち4百47万人で割ってみたのである。すると平均82万5千5百円になる。上記の国家公務員の平均支給額と勘定が合わない。つまり、その差が恐らく管理職への支給額なのであろう。

たまたま本年5月の時点におけるこの国の失業者総数を3百34万人という事実を知っていた「老人」にとっての、次ぎの驚きは、公務員総数と失業者の総数の近さである。

そして、第三点(これが「老人」にとって最も重要点なのであるが)は、この公務員への夏のボーナス増額を、一体誰が決定したのか、という点である。

言うまでもなく、これは国民から毟り取った税金から支払われたのである。それも、この不況の中であえぐ経済、そして3百万の失業者を生み出している経済不況のなかでである。

この国の自己中心的官僚は、3百万の失業者に対する思いやりも全くなく、唯ひたすらに自己増殖に走り、反省の色もないのである。この記事を3百万の失業者が読む時、いかなる思いを抱くであろうか?「老人」の分類方法によれば、日本の官僚システムとは、誠に「巨大なる税金泥棒システム」と呼ぶべしと真剣に考え、怒りにふるえている次第である。

同胞諸氏よ、そろそろ声なき民である事を止めて、大声を出すべき時が来ているのではないだろうか?

前のページへ     次のページへ

〒435-0026      静岡県浜松市南区金折町733-2    TEL: 053-443-8450    FAX: 053-443-8491

© 2015 Uni-Vite JAPAN LTD, All rights reserved.