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発ガン原因の30から40%は食事

 食品はとりわけ重要です。喫煙を除く、他のあらゆるガン発生原因の30%が摂食に絡んだガンなのです。専門家の中には、西欧では、摂食を原因とするガンのケースが40%を超えると主張する人もいるほどです。現代の食生活はとても複雑で、例えばアフラトキシン(Aflatoxin)やニトロソアミン(Nitrosamin)のように発ガン性のあるものもありますが、反対に、抗酸化物質や酵素誘導物質のように発ガン抑止性のあるものもあります。また、ルテオリンのように、発生したガンを、細胞外マトリックスを保護することによって、その成長を抑止する食物もあります。

 名前が少々やっかいですが、おいおい説明しますので、取りあえず今は記憶しようと努力する必要はありません。ともかく、ここで筆者が言いたいポイントは、抗ガン性の化合物を含む食べ物は非常に多いという事です。抗酸化物質があまりにも有名になりましたが、ガンの予防にはさまざまな方法があり、抗酸化物質はその中の1つの要素に過ぎません。もちろん、抗酸化物質を摂ることについて筆者に異存があるはずはありません。抗酸化物質が長期的な健康増進に有用である事を示す証拠に不足はないからです。筆者が言いたいのは、抗酸化物質以外にも色々な方法があることを指摘したいだけです。この章で筆者が述べたい事は、ガン予防のために読者にも可能な方法を、あるいは、万が一にも読者がすでに何らかのガンを持っているとしても、それを発現させないでおとなしくさせておく方法を、それも栄養的アプローチとしての具体的方法をお伝えする事です。

 もちろん、筆者は最新鋭のハイテクによるガンの治療方法を否定するものではありませんし、その有効性にも「ケチ」をつける気は全くありません。ただ、最新技術は将来を約束するものではありましょうが、今のこの瞬間に、たとえそのコストが高いという事実は横に置くとしても、誰にでも簡単に手が届くわけではありません。従って筆者は、「誰にでも今すぐに可能な」方法として、安全でコストも安い栄養的アプローチを提案している次第です。そのような方法でも、読者のガンのリスクを劇的に低下させる事が可能なのです。

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