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「第6章のまとめ」

 

1、中毒性で知られたセレニウムでさえ、有毒量は必要量の40から50倍。一方、ごくありふれた薬品での有毒量(場合によっては致死量になる)は通常の処方量の10倍程度。これが薬品の恐ろしいところ。

 

2、フィンランドの臨床テスト結果、すなわち、ベータカロチンが喫煙者の肺ガンを有意に促進したという報告は怪しい。臨床テスト計画自体の設計不良ではないか? テスト開始前にすでに発症していた肺ガンの進行とは関係あるかもしれない。

 

3、発ガンのメカニズムと多価不飽和脂肪酸の関係が新しい見方。特にガンマ・リノレン酸やアルファ・リノレン酸など。これらがガン撲滅の白馬の騎士となり得るか? ただし、抗酸化物質の摂取は、年をとってからではなく、なるべく若い頃から摂取した方が効果が大と考えられる。

 

訳注7 好中球。血液の白血球のおよそ半分が好中球で、殺菌力があり、細菌などを貪食する。

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